そもそも、ベストボディジャパンとは?
ベストボディジャパン2015京都大会マスターズクラスの様子
我々日本人が最も好む健康的なかっこよさや美しさ、健康的な身体を競う年齢別ミスター&ミスコンテストです。
ボディビルとは違い、より一般的なかっこよさを目指しています。
また、外見だけでなく、「知性・品格・誠実さ」も感じさせることが理想の人物像とされています。
ボディビル大会が「ゴリマッチョ」なら、ベストボディジャパンは「細マッチョ」の大会です。
今年(2015年)は5月から11月まで全国12箇所(千葉 神戸 横浜 名古屋 福岡 東京 大阪 札幌 さいたま 京都 関東 関西 )で予選大会が開催されます。
18歳~29歳(フレッシャーズクラス)、30代(ミドルクラス)、40代(マスターズクラス)、50歳~(ゴールドクラス)と年齢別にクラス分けをして競技が行われます。
各大会で上位5位までに入賞した選手が、その後12月13日に各地の代表者が渋谷ヒカリエに集まり、日本大会という最終決戦が行われます。
ちなみに2015年の東京大会は応募総勢1252名!その内書類審査で残った人数はなんと300名。
ここからさらに選考が行われ、日本大会に進める人が決められるわけです。
ベストボディジャパンの歴史とは?
初めて大会が開催されたのは2012年 11月23日です。
そして初の全国大会は2013年 12月7日ですので、まだまだ歴史の新しい大会です。
歴史が浅いとはいえ、参加者の人数がとても多い、人気のある大会です。
参加資格や書類選考はある?
ベストボディジャパン京都大会マスターズクラスで優勝した時の写真
健康美に自信があれば誰でも応募できます。
が、予選大会(12会場)には先ず書類選考があります。
書類選考を通った後、予選大会で各クラス別の上位5名が全国大会の出場資格を得る事ができます。
ベストボディジャパンの審査基準とは?
審査基準は以下の5つです。
- 健康美
- 全引き締まった身体・バランスのとれたスタイル
- ポージング
- ウォーキングを含む身のこなし、見せ方
- 知性、品格、誠実さ
この5つがベストボディジャパンで採用されている審査基準です。
ただ筋肉が発達していれば良いのではなく、歩き方や姿勢の美しさ、見た目の良さを重要視しているわけです。
ベストボディジャパンは、各大会毎に予選と決勝の2回審査(競技)が行われます。
予選の審査内容とは?
予選は上半身裸+ジーンズで審査を受けます。
ベストボディジャパン予選のファッション。上半身裸+ジーンズ
上の画像のように1組10名前後で審査を受けます。
全員一斉に規定ポーズを行い、その後フリー演技を行います。
フリー演技では
- 中央までウォーキング
- フリーポーズ×2回
- 元の位置までウォーキング
を行います。
予選のピックアップ審査とは?
予選が終了すると、ピックアップ審査が行われます。
ピックアップ審査というのは、審査員がもう一度見たい選手を指名し、再審査を行うということです。
あくまで噂ですが、ここでは決勝進出が確定している人は呼ばれずに、予選落ちか決勝進出かギリギリの選手が呼ばれると言われています。
(人によっては2回、3回と呼ばれることもあります。)
決勝の審査内容とは?
予選を通過した15名が決勝へと進出します。
決勝ではサーフパンツを身につけて審査が行われます。
ベストボディジャパン決勝。上半身裸+サーフパンツ
決勝では予選と同様に、全員一斉に規定ポーズを行った後
決勝のフリー演技は
- 中央までウォーキング
- フリーポーズ×2回
- ステージ左端までウォーキング
- フリーポーズ×2回
- ステージ右端までウォーキング
- フリーポーズ×2回
- 元の位置までウォーキング
合計6ポーズあるため、アピールのしがいがあります。
決勝のピックアップ審査とは?
決勝で一通りパフォーマンスが終わったら、ピックアップ審査が行われます。
これは予選のピックアップ審査とは異なり、順位決めの審査になります。
順位決めの審査ですので、数多く呼ばれる人、最後まで残っている人の方が順位が高い傾向にあります。
過去にベストボディジャパン大会に参加した有名人
ベストボディジャパンには各界の有名人が多数出場しています。
何と言っても有名なのはベストボディジャパン2014 東京大会ミドルクラス(30歳〜39歳の部)で優勝の金子 賢さんです。
ベストボディジャパン2014に出場した金子賢さん
他には、ベストボディジャパン名古屋大会ミドルクラスファイナリストの小島よしおさん
ベストボディジャパン2014名古屋大会ファイナリストの小島よしおさん
ベストボディジャパン関東オープンミドルクラス優勝、ベストボディジャパン関東大会ファイナリストのレイザーラモンHGさんなど芸能界でもかなり盛り上がっています。